心身を悩ませ、苦しめ、煩わせ、汚す心の作用“煩悩“

あなたなりの最善を尽くすことです。そして他人に対して寛容と慈悲の心を向けてあげることです。それができると言うことが進化しつつある霊の証です。

人間は誰一人として完全な者はいません。煩悩を備えた存在であり未熟であるが故に、時には的外れのことを考えて間違いを犯すものです。

だからこそお互いに寛容と慈悲と需要性と愛が大切となるわけです。

面倒なことが生じないでほしいと言う願望は人間的煩悩の一つであり、それ自体を非難するつもりはありませんが、面倒なことを毛嫌いし逃避していては、霊的な成長は望めません。

成長は困難に堂々と対処し、挑戦を正面から受け止め、そして克服していく中で得られるのです。人生の上っ面だけを生きている人よりも、霊的な資質に目覚めその意味を理解した人の方が、より大きな貢献を求められるのです。

真理を知ったものは物事が楽に運ぶことを期待してはなりません。

霊の威力について何も知らない者よりも大きなことを要求されるのです。

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