地上に生を受けるとき、魂自身は地上で何をなすべきかを自覚してきているといいます。
自分にとって必要な向上進化を促進するためには、どういった環境でどういう体に宿るのが最も効果的であるかを判断して魂自身が選ぶというのです。
しかし実際に肉体へ宿ってしまうと、誕生前の自覚が魂の奥底に沈んだまま意識として上がってきません。
地上の人間にとってやむを得ないことかもしれませんが、人生というものを物質的観点からのみ考えるという間違った視点で観てしまっています。
人生には確かに日常的要素がありますが、同時に霊的なものもあり“永遠に続く“ものなのです。