2021-03-24から1日間の記事一覧
自分が如何なる存在であるのか、何のためにこの世にいるのかについての正しい認識を失わぬようにして下さい。 こうして霊的知識に恵まれた方達でも、どうかすると毎日の雑事に心を奪われ、霊的実相を忘れてしまいがちですが、それだけは絶対に忘れぬようにし…
いくら頑張っても他人を変えることはできません。 各自が自分の行為に責任を持つものなのです。 あなたが行うこと、心に思うこと、口にする言葉、憧れるもの、求めるものがあなたの理解した霊的真理と合致するようになるのは、生涯をかけた仕事と言えるでし…
人間が必死に求めようとする地位や財産、権力にそれほどの価値があるでしょうか。 そのようなものは“死“とともに消えてなくなってしまいます。 ですが、人のために施した善意は決して消えることがありません。 なぜなら善意を施す行為に携わることによって霊…
人生の最大の目標が霊性の開発にあることを夢忘れてはなりません。 それは人生について正しい視野と焦点を持つことになり、自分が元来『不死の魂』であり、それが一時の存在(今の身体)に宿って自我を評しているに過ぎないこと。 さらに、心掛け一つで、自…
仲がいい人間同士でも、悲しいことに裏切られることがありますよね。 しかし霊は決して裏切ったりはしません。 たとえ目には見えなくても常に導きを怠ることなく、愛の手があなた方のまわりにあるのです。 これだけは絶対に忘れないで下さい。
自分が果たしてどの程度の人間か、どの程度進化しているかなどを自身で判断することは無理なことです。 肉体が体験することは魂に及ぼす影響次第でその価値が決まります。 魂になんの影響も及ぼさない体験は価値がないうことです。 悟りの道に近道はありませ…
地上へ誕生してくる時、魂そのものは地上でどのような人生を巡るかをあらかじめ承知しています。 そして潜在的大我の発達にとって必要な資質を身につけるようにできています。 そのためにはこのコースがいちばん効果的であるということを得心し、それを自ら…
多くの方が朝、目を覚ますたびに、今日一日の不安と恐怖におののきながら悩み苦しんでいることでしょう。 私は、そんな世の中にあって、たった一人でいいのです。 その方の心の平静を見出し、決して一人ぼっちの見捨てられた存在ではないことを、この霊的事…
私たち人間は誕生という過程において霊的遺産を携え物的生活に入ります。なぜならそれが肉体とともに成長するように意図されているからです。 でも私たちは“殻”である肉体にしか関心がありません。 永続性のある“実在”は霊だけです。本性は霊なのですから。 …
徐々にではありますが、知識が暗闇を照らしてくれていきます。 進化とは単調なものではありません。 私たちは、潮の満ち引きに似た、寄せては返す波に乗って進歩と退歩を繰り返しているのです。 もしもあなたが現在の自分に満足し始めたら、それは退歩しはじ…
物質界は生活の一面にすぎません。私たちの生活全体ではないのです。 多くの悩みが絶えないのは、無意識のうちに物質の世界にのみ生きていると思い込んでいるからです。本当の私たちは宇宙に存在するのです。 死ぬということは物質身体による認識をやめて霊…
じつは、苦難の時こそあなたが真に生きている貴重な証なのです。 夜明け前に暗闇があるように、魂が輝くには暗闇の体験がなくてはなりません。 そんな時は自分の責務を忠実に、そして最善を尽くして自分を見守ってくれてる神の力に全幅の信頼を置きましょう。
魂の偉大さは困難を乗り切る時こそ発揮されるものです。失意も落胆も全て魂の肥やしなのです。 地上生活の目的はその秘められた力を発揮するにはいかなる肥やしを摂取すればよいかを知るチャンスです。もう全てが終わったかのように思える時も、実はそこから…
光の中ばかりで暮らしでいると光のありがたさは分かりません。 光明がありがたく思われるのは暗闇の中で苦しめばこそです。 同じく昼と夜がなければ昼は昼でなくなり夜は夜でなくなります。 愛と憎しみがなければ愛は愛でなくなり憎しみは憎しみでなくなりま…
仕事にもいろいろあります。一目につく派手なものもあれば、一方は誰の目にもつかない状態で行われているものもあります。 いずれにせよ大切なのは“人のためになる”ことです。 不安と恐怖に満ち、数知れぬ人々が明日はどうなるかと案じつつ生きているこの世…
もちろん私がこの法則をこしらえたのではありません。宇宙の理法・法則はこうなっているのだということをお伝えしているだけです。 私自信、悩み苦しんだ時期がありました。何も考えられず、暗闇の中で身動きできずに死を考えたこともあります。でも今こうし…
物質はあくまでも殻にすぎません。物質それ自体に存在はないのです。 あなたが存在し、呼吸し、動く、考え、判断し、決断することができているのは、あなたが“霊”であるこそなのです。 霊が離れたら、物質は崩壊するだけです。 人間という形体によって表現さ…
地上に生を受けるとき、魂自身は地上で何をなすべきかを自覚してきているといいます。 自分にとって必要な向上進化を促進するためには、どういった環境でどういう体に宿るのが最も効果的であるかを判断して魂自身が選ぶというのです。 しかし実際に肉体へ宿…
地球は地軸を中心に自転しています。他にも潮は定められた感覚で満ち引きし、恒星も惑星も定められた軌道の上を運行しています。 春夏秋冬は永遠の巡りを繰り返し、花や色とりどりの小鳥が楽しく囀り、木々は風に靡き、そういった全生命が法則に従って絶え間…
霊性を一切行使することなく生活している人間は、霊的に障がいのある人と言えます。 霊性に気づいた人は真に目覚めた人です。その人が霊という実在と結びつき、その豊かさを摂取できる発達段階に到達したことの指標でもあります。 この霊的自覚が確立された…
あなたの奥にはいわゆる“神”の属性である莫大なエネルギーの全てを未熟な形、つまり小宇宙の形で秘めているのです。 その秘められた神性を開発しそれを生活の原動力とすれば、心配も不安も悩み事もたちどころに消えてしまいます。 なぜなら、この世に自分の…
霊的実在を信じたとき、あなたに霊的な備えができたことになります。 すなわち一種の“悟り”を開きます。 大勢の人が真の実在であり全ての根源であるところの神性に全く気付かぬまま生きています。 こうして生きているのは霊的存在だからこそなのです。 肉体…
人類は物質文明を自負しますが、霊的には極めてお粗末です。 できればその物質文明の進歩に見合っただけの霊性が発達するといいのですが。 つまりこれまで“物”に向けられてきた人間的努力の進歩に匹敵するだけの進歩が精神と霊性の分野にも向けられればと思…