世の中に果たして完璧な親がいるでしょうか。その人は『親』として生まれてきたのではなく、一人の人間として生まれてきています。
『親』はあくまでも役割で、人間と人間、個性と個性の関わりあいです。親御さんを好きになれないことがあっても、あまり悩む必要はないと思います。
親御さんも、『親』としての役割を果たそうと毎日努力しているのですから、自分が理不尽に感じたことへ「親なのに!」というのは、厳しいことかもしれません。
しかし一方で、ギャンブル依存症やアルコール依存症など、問題のある親を持つ子供が悩んでいるというのは世間でも良く耳にする話です。こうした親は、“魂の年齢が幼い“ことを証明しています。
親を好きになれなくてもいいですが、あなたがそんな親子関係から学ぶのは、“自立心”。
まずは親も一人の人間だということを理解して、広い視野で親を見つめることにしてみましょう。その人を見ながら、自分はこうならないぞ!という見本にするのもいいかもしれません。