こんにちは、スピリチュアルカウンセラーの小宮山れもんです。
今日は煩悩について、お話ししようと思います。
私たちの身近にある仏教は、「人生は苦なり」この原因と解決の道を明らかにした大切な教えです。その中で、私たちを煩(わずら)わせては悩ませ、罪をつくらせる心のことを“煩悩”(ぼんのう)と言っています。
お金が欲しいや物が欲しい、誰かに褒められたい認められたいといった貪欲(どんよく)、あいつのせいでこうなった、こいつのせいでこうなったと、その欲がさまたげられた時に怒る心が瞋恚(しんい)、これもすべて、罪を造らせる心、いわゆる煩悩ということです。
みなさんは、どんなことをする人が悪人だと思いますか?
人を殺す人でしょうか
他人の物を盗んだりする人でしょうか。
では、仲間を裏切ったり、他人の悪口を言いふらす人は、どうですか。
嫌いな人が災難にあって苦しんでいる姿を見て、みなさんならどう思われますか?
他人には絶対に言えない恐ろしいことを思いながら、それを少しも悪いことと思わないのが、人間本来の姿なんです。
私たちの体や口を動かしているもの、それは“心”です。
他人の不幸を喜ぶ醜い心、妬んだり恨んだりする愚かな心、そう思う心が煩悩であって、私たち人間は、その煩悩の塊です。
嫉妬するほど憎い相手でも、負けたくない一心で努力をすれば、その人は自分を成長させてくれる存在だと気づけるはずです。
嫉妬という煩悩を消すことはできませんが、人間は死ぬまで煩悩から離れきれなません。
体や口も問題ですが、一番恐ろしいのは心の悪です。
何よりも心を大切にしていきましょう。
⛩ひとこと開monメッセージ⛩
変われないんじゃなくて変わることが怖いだけ。変わることへの覚悟を持ちましょう。