“禅語“に親しんでみましょう

禅語とは、主に僧侶たちの逸話や語録などから集められた言葉だそうです。

堅苦しいイメージを持ちやすいですが、普段日常生活の中で使っている言葉の中にも、禅語が多く含まれていて、時には、その禅語が、私たちの悩みを解決して心を照らしてくれるものになることもあるようです。

 心が落ち着く言葉を紹介したいと思います。

＜非思量＞ひしりょう

思量とは、あれこれを考えることです。「あれこれ考えないで、心を無にせよ」と言う意味を持つこの言葉は、座禅の時に重要なこととして、述べられたものです。

私たちは、今日食べるもののことから、将来設計に至るまで、日々何かしら考えたり、悩んだりしています。それが心の中に溜まると、大切な時に適切な判断ができず、身動きが取れなくなることもあるかもしれません。

考えがまとまらない時は、一旦考えることをやめてみましょう。

心をコントロールするのが難しい時は、まず“体“から。

姿勢をただして、呼吸を整えてリラックス。そうすると心が空っぽになっていくのを感じられます。